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樹木と私を繋げるアーシング

私は、森の中に入って、樹皮に触れる体験をよく行います。

日頃、鍼やマッサージ、ハンドヒーリングなど、ヒトの身体に触れる施術を行っているということもあり、森の中でも樹木に触れるという感覚を味わうことが好きです。

意識を手のひらや指先に集中して、色々な種類の樹皮に触れることでそれぞれに違う感覚に出合えるのがとても刺激的なのです。

その際、お気に入りの樹木とは友達になるようにしています。森へ通う新たな目的が生まれることで自然に触れる機会が増えました。

人と同じように樹木とも接していると、不思議とお互いの間に目には見えない何か繋がりのようなものを感じてきます。

アーシングを始めて2、3回目の頃も、近所の公園にある桜の木の根元で裸足になりました。いつものように樹皮に触れた時のことです。今までに感じたことのないような脈動するエネルギーがこの手にハッキリと感じられたのです。それは、まるで樹木の周りに目には見えないもう一つのカラダがあるようでした。

アーシング体験を通じて、私の樹木に対する見方は拡がりました。 

KIEN(馬場健一)


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